HATCHi

出会いや体験をシェアできる『HATCHi(ハッチ) 金沢 / THE SHARE HOTELS』 – 金沢ジャーニー2018

「ここへ行ってみよう」から始まった今回の旅。
春にたまたま見つけて、夏に予約して、
ようやく秋に来れたのが、そう、この『HATCHi 金沢 / THE SHARE HOTEL』。

HATCHi 金沢

たまたま…といっても
春に泊まった清澄白川のホテル『LYURO(リュウロ)』が、実はこの『HATCHi(ハッチ)』の2号店で、すっかりその居心地の良さから気に入ってしまい、チェックアウトした後もレセプションをいろいろ見ていたときに出会ったのがこのホテルのフライヤーだったのでした。

 

いつもはフライヤーを持って帰ってもあまり見返すことがないのですが、不思議とずっと取っていて「そうだった……‼︎」と夏にふと思い出したのが縁。

出発するまではとても長くて、遠く感じるのだけど、いざ家を出てしまうと面白いくらいあっという間についてしまうから旅はいいですよね。
楽しみにしてきた気持ちと到着までの時間は反比例してるんだと思う。

 

でもね、旅のはじまりの近江町市場まではいい感じだったのだけど、気分よく歩いて到着したのがもうひとつの金沢の姉妹店『KUMU』で。あー、失敗!
なので、もう最後はぷいんっ『KUMU』から『HATCHi(ハッチ)』までタクシーで移動しました。
(そしてどちらのホテルの方もこのミスチェックインはよくあると言ってました。ベタミス…!)

HATCHi

百万石通りを抜けて、到着した『HATCHi(ハッチ)』は想像よりも大きくて、もとは仏壇屋さんだった建物をリノベーションしたホテルの中は、レセプションやカフェ、アートギャラリーもあり、とても明るくて抜け感がいいです。

人もフードもアートも常に動きがあって、ここにはフレッシュな空気が流れていて、ホテルに入った瞬間から心地のよさを感じさせてくれます。

HATCHi

そしてチェックインを済ませて、お部屋へ。
HATCHi(ハッチ)』にはドミトリー以外にも個室もいくつかあり、一人旅やカップルはもちろん、友達同士やファミリーでの宿泊にも使えるようです。

HATCHi

扉をあけるとこんな感じ。コンクリート壁ですが、木やソファがあたたかみを感じさせてくれます。
とてもシンプルでコンパクトなお部屋に必要なものだけがセンス良く置かれています。

ロフト階段

ロフトへあがる階段がかけてあって、こういうのに出会うとついつい探検気分でわくわくしながらのぼっちゃいます。

ロフトベッド

ロフトにはマットレスがおいてあって、ダブルサイズなのかな、白で統一されていることもあり、とても広く感じます。
上手な空間の使い方ですよね。さすが。素敵なリノベーション。

高さ

ロフトの上は頭がぎりぎりなの…!?と思っていたのですが、まだまだ天井まで高さもあり窮屈感はゼロ。マットレスも気持ちよくて、ぐっすりと眠れそうです。

壁

壁もしっかりとしていて、寒い金沢の夜も大丈夫そう。もちろんエアコンや喚気口もついているので安心です。

HATCHi 洗面所

お部屋にはシンプルな洗面所もついていて、小さな冷蔵庫もひとつおいてあります。

共用スペース

共用スペースもとてもキレイ。そうそう、このホテルのサインアートがどれもとても可愛くて、ひそかに私のツボだったり♡

バストイレ

女性専用のバス&トイレスペースも設置されているのでとても安心。そしてとてもキレイにお手入れされていて、使い勝手もいいんです。

洗面所

ここで出会う他のゲストの方と挨拶したり、少し会話をしたりもちょっとした旅の楽しみ。

キッチン

地下にはアメリカのような大きな共用のキッチンとダイニングスペースもあります。
調理器具や基本の調味料も揃っていて、お鍋やホットプレートも置いてあったり、コーヒーメーカーもあって、食事やデザートタイムなど思い思いに使うことができるんです。
こんなに大きな共用のキッチンスペースがあるホテルははじめて。
近江市場でお野菜やフルーツ、お魚を買ってきてごはんをつくってもいいですよね。

地下階段

なぜかこの地下を抜ける階段にはこんな看板がついていたり。
リノベーション前のものをそのまま残したのか(でも仏壇屋の地下にこんなのあるかな?)、アートなのかどちらなんでしょうね。

階段

ホテルにはエレベータもあるのですが階段もついていて、壁にかかれた文字や看板を見たりしながら「これは昔のままを活かしているのかな、それともアート?」なんて考えてのぼっているとあっという間にルーフトップまでいってしまいます。

壁に書かれた文字

4解はエレベータがなくて、階段のみであがれて1部屋だけみたいです。
この壁にかかれた事務所があったのかなあ。

ルーフトップ

このルーフトップは開放されていて、夜空を眺めに出ることもできます。
すっかり冬の星空になっていてオリオン座がとても近くに見えました。
だって、もう11月ですものね。早いな。もうそこまで冬がきてるんですね。

 

ホテルはこんな感じで、とても過ごしやすくて、お部屋の中も外も探検することができ、どこをとってもユニークでいて不思議と居心地がいいです。

今まで泊まってきたゲストハウスやAirBnbとも少し違って、
ここには金沢という強いカルチャーがベースにあり、たくさんの人が外からも中からも集まって、その一瞬一瞬の出会いや体験を通して、そのときにぴったりの心地良い距離だったり、出会いだったり、価値観がゆるやかに交じり合って過ごせる空間なんだと思います。

ここにくると新しいモノやコトと自然と出会える、そんな場所。


ここでの出会いをきっかけに旅人をディープな北陸へ誘いたい。
「北陸ツーリズムの発地」。
ここから始まる、とっておきの旅にご期待ください。

 

そんなコンセプトを掲げる『HATCHi(ハッチ)』に私が来れたのはきっと必然で、
あのとき取っておいたフライヤーをふと思い出したように、
この旅でもたくさんの金沢の魅力に触れて、またきっと訪れるんだろうな。

旅は終わらない。その先に続きがあるからまた旅に出たくなるんだと思います。

 

そんな『HATCHi(ハッチ)』と私をつないでくれた、旅の先を綴っていこうと思います。

HATCHi
HATCHi 金沢 / THE SHARE HOTEL
〒920-0911 石川県金沢市橋場町3-18
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