干物をえいっとひっかける、
私の大好きな、「かわいいひと」。
思い出す度に、ウルフルズの「 かわいいひと」を口ずさみたくなります。
あはははって、ふたりで大きな声でくちゃくちゃの顔して笑ったり、
海辺を話しながらガラスを拾ったりする時間が私はいつも大好きで。
なんだか、しょうもないけど面白くて仕方ないことばかりでいっぱいで、
ただただ友達と過ごすのが楽しかった子どもの頃へ戻ったような気分にさせてくれます。
ビンに入れて、だいじに飾っていたガラスを譲ってくれてありがとう。
モノには変えられないことをいつも会う度にたくさんもらっているのに、
「かわいいひと」のだいじなものをもらってしまうのは、泣いてしまいそうになるくらい嬉しくて、
でも私にはもったいなくて。
「いいの?」ってたずねると、
「うん、いいよ。あげる」ってガラスを渡してくれるご機嫌なすきっとした笑顔がまたやさしくて。
部屋に置いてあるそんなガラス達を見るたびに、いつも元気をもらっています。
今井荘でまた来年も、その先も会えますように。
ずっと先でもいいから、私もいつかそんな母になりたいなあ。なれるかなぁ。ねぇ、はれ。