旭岳から下りてきたあと、おばちゃんおすすめの温泉に行くか迷ったのですが、
台風がやってくる前の最後のお天気だったので、美瑛町をドライブすることに。
Macの壁紙で一気に有名になった『青い池』を見にいってみようと十勝方面へ。
道路の両側に広がるファームエリアを抜けると、白樺に挟まれた県道966が続きます。
その景色は本州や四国で見てきた山道とは全く違って、もう日本ではないみたい。
時々ちらほら通り過ぎるお家も、白やクリーム色の壁に青い屋根や煙突がついていてとても可愛いくて、「あ!あのおうちがいい♡」なんて勝手に自分が住むなら妄想をしながらのドライブタイム。
冬はきっと雪がすごいんだろうなあ、と白樺ロードを気持ちよく走っていると、『青い池』の少し手前あたりで道の駅の青看板が。
いつもの旅ならよく見かける道の駅ですが、そういえば美瑛町を走っていてもあまり見かけなくて。
それもそのはず、美瑛町には2つしか道の駅がないそうです。
夕方近かったけど、せっかくなので寄り道!
県道を左折して道の駅『白金ビルケ』に入ると、これまで訪れた道の駅とは全然違ってまるで森の中にある小さなリゾートのよう。
車を置いて、興奮気味に歩いていくとずらりとバイクがお出迎え。
ロードバイクやクロスバイク、電動アシスト付きママチャリまでフルラインナップ。
こんなキレイな森の中をツーリングできたらとても気持ちいいだろうなあ、なんて見ていると隣にはNORTH FACEの看板が。
どうやらNORTH FACEでレンタサイクルのサービスがあるようで、奥に見える建物はなーんとNORTH FACEのショップ。
隠れNORTH FACEファンの私は一気にテンションが上がって、スロープを駆け上がってショップへイン!
(車でコロンビアの山パンツからNORTH FACEに着替えてた自分、GJ!!)
可愛いサコッシュを買おうか迷いながら、ショップのおねえさんと話していると、この道の駅は今年の5月にオープンしたばかりで、できてまもないのだとか。
そしてこのNORTH FACEでは、アウトドアの体験アクティビティのツアーなどもしているようです。
こんな豊かな自然の中で、アウトドアメーカーが体験型ツアーが展開できているなんて素晴らしいですよね。んー、ステキ。
もっともっとNORTH FACEを好きになっちゃいますよね。*隠れファン
窓から見える外の景色もやはり日本とは思えないコントラスト。
この『白金ビルケ』は大雪山国立公園十勝岳連邦の主峰十勝岳のゲートシティにあたり、もともとあった「白金ビルケの森インフォメーションセンター」を含めて大きくリニューアルされた施設のようです。
24時間利用できるトイレやシャワー施設、お土産やさん、VRを使った観光案内や、森のピクニックをコンセプトにしたハンバーガー屋さん、パークゴルフなどもあり、自然の中に溶け込みつつ充実した道の駅へと変わったみたい。
美瑛町だからこそできる道の駅ですよね。
ちなみに「ビルケ」はドイツ語で「白樺」という意味なんですって。なるほど。
すっかりビルケを気に入ってしまって、あっちもこっちもお散歩したかったのですが、お土産やさんのお姉さんに日が沈むと「青い池」がわからなくなってしまうので急いで!とアドバイスをもらい、後ろ髪引かれつつも車に乗り込み、すぐそこまで。
これが「青い池」。ついさっきまで旭岳でキレイなブルーの池をいくつも見てきたからか、ビルケで気持ちがあがってしまったからか、いまいちピンときませんでした…。
久しぶりに自撮り棒率が高い場所に訪れた気がします。
あの木が枯れているのと、ブルーが素晴らしいと人気のようです。でも枯れすぎじゃない?
ここは人工的に作られた池らしく、アルミニウムと鉱山質の水が混ざった反応物が太陽光で青く見えているようです。
個人的にはもうここは一度きたらいいけど、ビルケはもう一回行きたいなあ。
■白金ビルケ
〒071-0235 北海道上川郡白金 美瑛町白金ビルケの森