ジブリの作品が大人も子供も楽しめるように
三鷹の森ジブリ美術館も同じように、大人も子供も楽しめる体験型のミュージアム。
みるだけでも楽しくて、
作り手の心や思いが伝わったり、
アニメーションへの新しい見方が生まれたり、いつも訪れる度に新しい発見がたくさんあります。
お気に入りの作品も、知らない作品も関係なくて、そのときに感じることがすべて新鮮です。
建物のモチーフひとつにもキャラクターがさりげなくいたり、
なんとなく窓をのぞいてみると、まっくろくろすけがこっちを見ていたり。
前に訪れたときには見つけられなかったことがたくさん散らばっていて、
あたりをくるくる見渡すだけでもおもしろくて、キャラクターと目が合ってしまうと思わずほっこりしてしまいます。
ミュージアムの中は撮影禁止なので写真はないのですが、
三鷹の森ジブリ美術館で私のいちばんのお気に入りは、地下にある『動きはじめ』の部屋。
「立体ゾートロープ」という18体の立体キャラクターが高速回転すると、
アニメーションのようにキャラクターが動き始めるアナログな手法で、
可愛いジブリのキャラクターたちが目の前でぴょんぴょんと跳んだり、すいすいと歩いたりするのです。
いくつかのゾートロープがあり、
その中でもいちばん大好きなのは『となりのトトロ』♡
めいちゃんが上手になわとびを飛んだり、
トトロたちがあのアニメの中の独特な歩き方で動いていたりする姿は、もう可愛くて可愛くて。
「めいちゃんかわいー♡」といいながら、ショーケースの前にずっとしゃがんで何度も見入ってしまいます。
それくらいぐっと引き込まれてしまう、とても秀逸でいてこだわりが詰まった表現なのです。
ああ、またあのかわいいめいちゃんに会いたい♡
そのほかにも、アニメーションの制作過程やエピソードがつまった「映画のうまれる所」や、
短編アニメを上映しているミニシアターなどもあり、時間を忘れてしまうくらいじっくりと楽しめる場所です。
中庭から続く、このらせん階段を上ると…。
どどーん！巨大なロボット兵！！！
ミュージアムの外から見えていたあのロボット兵を間近に見ることができます。
あのラピュタに出てきたやさしいロボット兵はきっとこれくらいの大きさなのかな。
このロボット兵は、ミュージアムの守り神なのだとか。
このロボット兵も細かくつくりこまれていて、何回も見たあのアニメの世界とリンクします。
この手もとても大きくてリアル。
シータを抱きかかえたり、お花をつんだりする、やさしい大きな手です。
そしてロボット兵を見ながら奥へ進んでいくと…
ラピュタのあの中にある飛行石の石碑が、ぼんっと置いてあります。
あのムスカの「読める、読めるぞ」を再現する、ムスカ風なお客さんもちらほら。（笑）
ムスカ曰く、王族だけが読める文字も、しっかり刻まれています。
ひととおりミュージアムをみたあとは、カフェ『むぎわら帽子』で休憩。
「風の谷のビール」というペールエールとアンバーの二種類のビールもあります♡
これは大人にはうれしい充電タイム。
カフェの中で食べるのはかなり待つようですが、テラス席は比較的空いていてすぐに座れます。
（冬でもあったかテラス席なのもうれしい！）
そう、ミュージアムは食べ物・飲み物持ち込み可なので、ファミリーで来られている方にはこれもうれしいですよね。
いろんな人が楽しんで過ごせるように、館主である宮崎監督の願いがいろんなサービスにきちんと反映されているんですね。さすがです。
今回は大人だけで行ったのですが、とても楽しくてあっという間に夕方に。
「入った時より、出る時ちょっぴり心がゆたかになってしまう美術館に」
そう願った宮崎監督の言葉通り、すっかりと満たされた気持ちで帰りのバスに乗りました。
またいつか行けますように♡
*関連記事
・<身分証確認あり>チケットを譲ってもらったときの入館方法 – 三鷹の森ジブリ美術館
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■三鷹の森ジブリ美術館
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀1丁目1-83
（都立井の頭恩賜公園西園内）
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入場はすべて予約制
チケット購入方法 / チケット販売状況・購入
＊入場時、チケットに記載されているお名前の身分証明書の提示が必ず求められます。
お知り合いやお友達から譲ってもらった際は、別途事前の対応が必要です。
*三鷹の森美術館 ご案内ダイヤル
tel:0570-055-777
9:00-18:00 / 休館日は除く
＜ジブリの森美術館 館内マップ＞
